カテゴリー
Events

シンポジウム「GX-ETSとは?」 

アイキャッチ「GX-ETSとは? 」

脱炭素に向けた対策強化の要請が高まる中、2026年4月から日本でも排出量取引制度(GX-ETS)が本格始動します。本制度は、どのような仕組みなのでしょうか。また、温室効果ガスの削減にどのような役割を果たし、企業や市民社会にどのような変化をもたらすのでしょうか。

Climate Integrateは、GX-ETSがさまざまな場で議論されるよう、下記の通り、有識者や関係者をお招きしたシンポジウムを開催します。

本シンポジウムでは、制度の仕組みなどの解説に加え、今後の展開と気候変動対策について、重要な論点を取り上げながら議論を深めます。

日程・参加方法

日時:2026年3月19日(木)14:00~16:30
形式: Zoom オンライン(ハイブリッド開催)
言語:日本語と英語(同時通訳あり) 
参加登録:Zoomフォーム(要事前登録)/無料

プログラム

(*予定は変更となる可能があります)

14:00 開会

第1部 「GX-ETSとは?」

  • GX-ETSの概説:大原眞晴 経済産業省GXグループ環境経済室総括補佐 ▷資料 JPEN
  • GX-ETSの特徴と意義:有村俊秀 早稲田大学教授 ▷資料 JPEN
  • GX-ETSの特徴と論点:平田仁子 Climate Integrate代表理事 ▷資料 JPEN 

第2部 パネルディスカッション「GX-ETSの運用とこれからの気候変動対策」

パネリスト(敬称略):  
・カーステン・ノイホフ ドイツ経済研究所気候政策部長(オンライン) ▷資料 JPEN
・椿野貴史 東京都環境局気候変動対策部総量削減課長 ▷資料 JPEN
・有村俊秀 早稲田大学教授  
・真辺佑佳 Climate Integrateコーポレート・アナリスト
ファシリテーター:平田仁子 Climate Integrate代表理事 

16:30  閉会

登壇者

大原 眞晴
経済産業省 GXグループ 環境経済室 総括補佐

2011年、経済産業省入省。2021年、和歌山県庁に出向(成長産業推進課長)。2025年、経済産業省 GXグループ 環境経済室に所属。現在に至る。

有村 俊秀
早稲田大学 政治経済学術院 教授/経済産業研究所 ファカルティフェロー

東京大学卒業。筑波大学修士課程修了。ミネソタ大学博士(経済学)。上智大学教授、未来資源研究所(安倍フェロー)及びパリ政治学院・客員研究員、環境省中央環境審議会委員、経産省排出量取引制度小委員会委員、環境経済・政策学会長等を歴任。共著書『入門環境経済学 新版』(中公新書)等。環境経済・政策学会学術賞、市村地球環境学術賞等受賞。日経BPより『カーボンプライシングの経済分析:GX-ETSへの視座(仮)』を2026年6月に出版予定。

カーステン・ノイホフ( Karsten Neuhoff)
ドイツ経済研究所気候政策部長/ベルリン工科大学教授(経済・企業法研究所)

専門は、カーボンプライシングや電力市場設計及びカーボンニュートラルに向けた経済社会転換に関する政策分析等。独立した科学研究を基礎に、科学と政治と多様なステークホルダー間の連携を重視し、ドイツ連邦政府のサステナブル・ファイナンス諮問委員会委員にも就任。その他、ドイツ政府及び欧委員会におけるさまざまな政策助言事業をリードしている。ハイデルベルク大学修士課程修了(物理学)。ケンブリッジ大学博士(経済学)。

椿野 貴史
東京都環境局 気候変動対策部 総量削減課長

平成9年入都。下水道の施設計画・設計・維持管理や豊洲市場の建設工事に従事。管理職昇任後、東京2020大会の会場整備を担当。現在は、温室効果ガス排出量の総量削減に向けた制度設計と進行管理を統括し、データに基づく政策立案と官民連携により実効性の高い脱炭素施策を推進。

平田 仁子
Climate Integrate 代表理事

出版社勤務後、米国の環境団体の経験を経て、1998年から2021年までNPO法人気候ネットワークに勤務。国連の気候変動交渉(COP)や気候・エネルギー政策に関する分析や情報発信などで20年以上の経験を有する。2011年の福島第一原子力発電所事故の後には石炭火力発電所の建設計画に対して取り組み、多くの計画を中止に導いたことや、金融機関に対する株主提案などが評価され、2021年「ゴールドマン環境賞」を受賞(日本人3人目、女性初)。2022年には英BBCの「100人の女性」に選出。2022年にClimate Integrateを設立。ファクトに基づく情報提供や各ステークホルダーの脱炭素への取り組みを支援する。千葉商科大学大学院政策研究科客員教授。市川市環境施策推進参与。聖心女子大学卒業、早稲田大学社会科学研究科博士課程修了(社会科学博士)。

真辺佑佳
Climate Integrate コーポレート・アナリスト

2017年にサステナビリティ分野でのキャリアをスタート。ISS ESG(インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ社)にて、金融業界に関する格付評価業務、投資家向けの不動産およびインフラプロジェクトのサステナビリティ評価、気候政策関連の報告業務支援、企業の政治献金やサーキュラーエコノミーに関する調査研究などを担当。2022年にミュンヘンから東京へ移住し、機関投資家向けの各種ESG製品のプロダクトマネジメント業務に従事。
ヨーロッパ、南米、アフリカでの就業や職務、ボランティア活動経験を通じ、異文化理解を深める。日本および世界における脱炭素社会への公正な移行へのさらなる貢献を目指し、2025年4月にClimate Integrateに参画。
ドイツ・テュービンゲン大学国際経済学修士号取得。