

本日、12月3日、2024 Climate Breakthrough Award programが発表され 、今年の受賞者に代表理事・平田仁子が日本人として初めて選出されました。
Climate Breakthroughは、政策・経済および社会全体で気候変動問題に取り組む、大胆な理念と社会変革を起こすポテンシャルを持つ世界のリーダーたちを支援する慈善団体で、気候危機の解決に向けて大きなインパクトを与えることを目指して設立されました。
2016年にスタートしたClimate Breakthrough Award programでは、迅速に持続可能な社会へと移行できるよう、数年にわたって財政・事業面で受賞者をサポートしています。毎年数名が選出され、これまでに世界中の21人が選ばれています。今年の受賞者は平田のほか、カナダの活動家Alex Doukas氏ら計4人です。
Climate Breakthroughは平田の受賞理由として、当団体の事業が日本の電力部門だけではなく社会全体で脱炭素が進むきっかけとなり得ることや、日本で脱炭素化が実現すれば、その影響が東南アジアにも波及する可能性があることなどを挙げています。
平田仁子のコメント
この度の2024 Climate Breakthrough Awardへの選出に、心から感謝申し上げます。このプログラムは、気候変動という困難な課題に対し、大胆に挑戦することを支援するものです。重要な局面にこのような機会と支援をいただき、大きな力と勇気を授けられたことをとても光栄に思います。同時に、身が引き締まる思いです。
日本では、脱炭素化の実現が必要であることは共有されていながらも、「難しい」「負担になる」といった認識が今も根強く、とりうる対策を遅らせている面があります。Climate Integrateでは、これから本プログラムを通じて、気候変動問題に関する幅広い理解を助け、日本における脱炭素化が着実に進み、日本がアジア諸国のエネルギー転換の良きモデルとなっていくよう、挑戦していきます。引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
